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アーユルヴェーダ・プロフェッショナル・スクール

冷え性の原因と改善方法とは?根本から冷え対策しよう!

冷え性とは体がなかなか温まらない、手足がいつも冷えているといった状態です。現代女性の8割の方が悩んでいると言われています。放っておくと、あらゆる体の不調を引き起こす原因になるため、根本から改善していくことが大切です。ここでは、冷え性になるメカニズムや原因について詳しく解説しています。さらに、アーユルヴェーダを元に私が実践して冷え性が治った方法をいくつかご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。

冷え性とは?人が体温を保つメカニズム

私たちの体は、温度の低い環境など外的要因によって寒いと感じると、皮膚のセンサーが体温管理をしている脳の中枢に寒いということを伝えます。すると、自律神経が熱を放出しないように血管を収縮。血液をあまり流さないようにすることで、温度を調整し、体温を一定に保っています。

しかし、なんらかの要因によって、自律神経がうまく働かなくなると、血管が収縮したままになるので、血流が悪くなり、冷えた血液が体の中心に戻りづらく、冷えたままになってしまいます。これが冷え性の原因です。

自律神経機能の失調による冷えは、最近とくに増えています。忙しさやストレスなどで自律神経のバランスがくずれ、末梢血管の循環が悪くなる人が多いのです。

私たちのからだは本来、37℃前後の体温で、酵素の働きなどさまざまな生化学反応が最も効率的に起こるように作られています。ですから、冷え性をほうっておくと、、免疫機能はじめ、体のいたるところで正常な反応が低下し、からだに不調が現われます。

冷え性改善には、そもそもの原因を撃退しないことには根本的な解消にはなりません。

冷え性が起こる原因

冷え性が起こる原因として、考えられるものとして以下のような外的要因があげられます。

食生活の乱れ

アーユルヴェーダの食事法や薬膳では、食べ物を陰と陽の2つに分けて考えます。

陰性の食べ物とはからだを冷やすものであり、陽性の食べ物とはからだを温めるものと分類されます。

現代人、とくに冷えに悩む若い女性が好んで口にするファーストフードやチョコレート。これらのようなお菓子は陰性の食べ物であり、からだを冷やす働きがあります。

また、朝食を抜いたり、食事の時間がバラバラになったりすると、自律神経が乱れ、体温調整機能がうまく働かなくなってしまうことも冷え性がおこる原因となります。

薄着や衣類の締め付け

この20年位の間に、若い女性の間で冷え性が増加した理由として、ファッションの変化があげられます。とくに下半身が薄着になったことで冷えが助長されているといえるでしょう。

夏は冷房がきつい電車の中でもおなかを出していたり、ミニスカートやホットパンツの流行で冬でも脚を出していたり。冷えた外気にさらされる機会が多くなっています。

また、ヒールの高い靴も原因のひとつです。ヒールを履くと、つま先が前に詰まってしまい、血行が滞るので、下半身の血行が悪くなり、やはり冷えを助長してしまうのです。

ボディラインに沿った窮屈な服を着ていると、からだ全体が圧迫され、これも血行を妨げることになります。

運動不足による筋力低下

男性よりも女性に冷え性の人が多いのは、女性は男性よりも筋肉量が少ないためです。人間のからだで熱の産生の大部分は骨格筋で行います。とくに脚の筋肉が落ちると、下半身の末端の血液やリンパ液を体の中心に押し出すポンプの力が弱まることになります。

すると、冷えた血液がからだの中にもどっていかないため、からだは冷えたままになってしまいます。

自律神経の乱れ

今やどこの家庭や職場にもエアコンが完備され、私たちを取り巻く環境は1年中一定の温度に保たれています。しかし、からだにはもともと外界の温度に対して、自分で体内温度を調整する機能が備わっています。この調整機能が働かない状況が冷え性です。

したがって、エアコンに頼りすぎていると、もともと備わっている神経機能が鈍くなり、皮膚から脳に寒いという情報がうまく伝えられなくなってしまいます。

それが続くと、自律神経がうまく機能しなくなり、本当に寒いというときに体を温めるための血液を循環できなくなり冷え性という結果をもたらすのです。

職場や家庭でのストレス

職場や家庭でストレスを受けると、交感神経が優位な状態になり、血管が収縮した状態が続きます。すると、冷えた血液を体内にもどすことができません。つまり、メンタル面でのストレスが冷え性を引き起こすので注意が必要です。

交感神経優位とは緊張状態が続いている状態のこと。この状態が長く続くと、ホルモンバランスが変化したり、不眠傾向になったりします。交感神経は副交感神経とバランスをとりながら、生きるためのさまざまな機能を動かしています。このバランスが崩れると自律神経失調の状態となります。

冷え性の改善策

それでは、冷え性を改善するためにはどのようなことに気をつければいいのでしょうか。以下でご紹介していきます。

食生活を整える

ショウガ、ネギ、ニンニク、ゴボウなどの体を温める陽性の食べ物を選んで食べるとよいでしょう。甘いものが食べたいときには、焼き芋はおすすめです。

また、冷蔵庫で冷やした飲み物を避け、暖かい飲み物(白湯など)を飲むだけでもかなり変わってくるはずです。アルコールも生ビールではなく、焼酎やウイスキーのお湯割りを選びましょう。

生野菜をたくさん食べることは一見、健康によさそうですが、陰性のトマトやキュウリといった野菜は、冷え性を悪化させてしまいます。

陰性の食べ物でも、温めると陽性化できるので温かいスープなどにして召し上がってみてはいかがでしょうか。野菜は加熱するとカサが減るのでたくさん食べられますし、冷え撃退にもなって一石二鳥です。

適度な運動をする

冷えた血液をもどしてあげるポンプの役割を果たす筋肉(ふくらはぎや太もも)を鍛えることが、冷え性改善に大きく役立ちます。最近、運動不足が気になるという人は、まずはウォーキングからはじめてみるといいでしょう。

温かい服装をする

体を締め付けない服装をしたり、カーディガンを持ち歩いて体を冷やさないようにしたりすることが大切です。最近は薄手の肌着もいろいろな種類があるので、締め付けない、なるべく天然素材のものを探して、冷え対策しつつオシャレを楽しみましょう。個人的には、絹の腹巻がおすすめです

入浴でリラックスする

入浴をすることは、体が温まるだけでなく、リラックス効果もあります。冷え性に悩んでいる方はどうしてもからだの外側を温めることや食べ物などを考えがちです。しかし、無関係に見える心の状態が関係していることもあります。湯ぶねにつかり体が温まると体だけでなく心も緩んで、リラックスすることができます。

私も長年冷えに悩んできたひとり。これらの方法を継続して行うことで、徐々に改善してきました。冷え性の改善は、すぐにできるものではありません。毎日のケアの積み重ねがとても大切です。できることから少しずつはじめてみませんか。

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