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アーユルヴェーダ・プロフェッショナル・スクール

体質で異なる体と心にあった食べ物とは?アーユルヴェーダから分かるあなたにおすすめの食事法

油っこいものを食べ過ぎてしまった、飲み物はいつも氷でキンキンに冷やす、何てことありませんか?実は、食べ物には性質があり、ドーシャに影響を与えるため、こういった食べ方があなたの体調を崩してしまう原因になっているかもしれません。私もアーユルヴェーダに出会うまでは、体のことを考えた食材選びや調理の工夫をあまり意識したことはありませんでした。しかし、自分に適した食事法を知ることで、自分の体質季節の影響を考慮して食材や調理法を調整し、体調をコントロールできるようになりました。その方法をここで詳しくご紹介していきますので是非参考にしてください。

食物の6つの性質とドーシャに与える影響

食べ物には、6つの味とそれぞれの性質、とくに6つの性質を重視します。また、アーユルヴェーダには、「ドーシャのもつ性質と同じ性質のものをとるとそのドーシャを増やし、反対の性質のものがそのドーシャを減らす」という大原則があります。食べ物もこれに従って、ドーシャに影響を与えます。以下ではそれぞれ食べ物がもつ性質がドーシャに与える影響について見ていきましょう。

重性の食べ物がドーシャに与える影響

重性の性質を持つ食べ物は、チーズ、ヨーグルト、小麦などがあります。消化に時間がかかるため、食べ過ぎには注意が必要です。

また、「「ドーシャのもつ性質と同じ性質のものをとるとそのドーシャを増やし、反対の性質のものがそのドーシャを減らす」」という大原則に従うと、重性の食べ物はヴァータとピッタを減らし、カパを増やします。ヴァータとピッタは軽い性質を持っていて、カパは重い性質を持っているためです。疲れがたまってヴァータが悪化してしまっている時や、お腹が空いてピッタが増加しイライラするときには、少し重性の食べ物を意識して取り入れるといいでしょう。

軽性の食べ物がドーシャに与える影響

軽性の食べ物は、大麦、ホウレンソウ、コーン、りんごなどがあります。消化しやすい食べ物なので、ダイエット中や断食後に食べるといいでしょう。

また、「ドーシャのもつ性質と同じ性質のものをとるとそのドーシャを増やし、反対の性質のものがそのドーシャを減らす」という大原則に従うと、軽性の食べ物は、カパを減らし、ヴァータとピッタを増やします。カパ体質の方や食べ過ぎてしまってカパが増加していると感じるときにおすすめです。

油性の食べ物がドーシャに与える影響

乳製品、油、揚げ物、ドレッシングなどが油性のある食べ物です。「ドーシャのもつ性質と同じ性質のものをとるとそのドーシャを増やし、反対の性質のものがそのドーシャを減らす」という大原則に従うと、ヴァータとピッタを減らし、カパを増やします。ヴァータとピッタには乾性の性質があり、カパには油性の性質があるためです。ダイエット時に油分をできるだけ摂らないようにする方も多いと思いますが、油分が減るとヴァータが増え、体が乾燥してしまいます。乾燥は老化を進行させる原因となります。適度に油性のある食べ物を摂り入れることも意識してください。

乾性の食べ物がドーシャに与える影響

大麦、コーン、ジャガイモ、豆類などが乾性のある食べ物です。「ドーシャのもつ性質と同じ性質のものをとるとそのドーシャを増やし、反対の性質のものがそのドーシャを減らす」という大原則に従うと、カパを減らし、ヴァータとピッタを増やします。油っこいものを食べすぎてしまった時や、カパ体質の方がダイエットをしたい時におすすめの食材です。

熱性の食べ物がドーシャに与える影響

熱性の食べ物は、白湯やスープなどの温度の高い飲食物やスパイス類などです。「ドーシャのもつ性質と同じ性質のものをとるとそのドーシャを増やし、反対の性質のものがそのドーシャを減らす」という大原則に従うと、ヴァータとカパを減らし、ピッタを増やします。ヴァータとカパは冷たい性質を持っていて、ピッタは熱性を持っているためです。ヴァータ体質とカパ体質の方、ヴァータの季節(晩秋から冬)やカパの季節(春)に適しています。

冷性の食べ物がドーシャに与える影響

冷性の食べ物は、冷たい飲食物、緑黄色野菜、キュウリ、ココナッツなどです。「ドーシャのもつ性質と同じ性質のものをとるとそのドーシャを増やし、反対の性質のものがそのドーシャを減らす」という大原則に従うと、ピッタを減らし、ヴァータとカパを増やします。冷たい飲食物と言っても、生野菜や食べ物自体に冷たい性質があるものです。氷で冷やしたものは避けてください。ピッタの季節(夏)に積極的に取り入れるといいでしょう。

このように、自分の体質に合わせて、食べ物を意識してとることによって、ドーシャが過剰になり、体調がくずれるのをおさえることができます。また、食べ物や調理法を選ぶときに、6つの味と合わせてこれらの性質を意識すると、食べ物が薬のように働いて、体調を整えることが可能です。では体質に適した食べ物や調理法はどのようなものでしょうか。以下で体質別におすすめのポイントをご紹介していきます。

体質別!アーユルヴェーダにおけるおすすめの食事法

食べ物が持つ6つの味や6つの性質は、調理次第でいかようにも調整することが可能です。ドーシャ別におすすめの調理法を参考に、あなたの体質に適した食事作りに役立てていきましょう。

ヴァータ体質に適した食事法

ヴァータ体質の方におすすめの調理法は、冷たい食べ物を温めたり、油で炒めたり、ドレッシングをかけるなど、食べ物に油性や熱性を加えることです。また、スパイスを使った料理も相性がいいでしょう。食事で体を温め、乾燥を防ぐことを意識することが大切です。

ピッタ体質に適した食事法

ピッタ体質の方は生野菜にドレッシングをかけたり、蒸し料理にしたりするのがおすすめです。食材を炒めるとピッタを増加させますが、ココナッツオイルを使用することで、コントロールすることができます。夏が旬の食材や、南国などの暑い気候の国で食べられているものが食材探しのヒントになるでしょう。スパイスは熱性があるので避けた方がいいですが、フェンネルやコリアンダーなど、ピッタを減らす作用のあるスパイスもあります。

カパ体質に適した食事法

油っぽい食べ物はカパを増やしますが、それにカレー粉をまぶせば緩和され、軽くなります。また、焼いたり、茹でたりするのもおすすめです。スパイス料理で体に刺激を与えたり、白湯などの温かい飲み物を積極的にとりいれたりましょう。

このように、食べ物には6味や性質があり、その働きは調理法などのさまざまな要因によって変わります。私は、自分の体質を知って、季節に合わせて食材や調理法を工夫することで、体調をコントロールし、一年中快適に過ごせるようになりました。そのポイントは旬のものを食べることです。あなたの体質に適した食べ物や調理法を一緒に試していきましょう。

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