ポジティブな1日をスタートする朝の習慣「モーニングクエスチョン」

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ポジティブな1日をスタートする朝の習慣「モーニングクエスチョン」

アーユルヴェーダでは、健康で幸福な人生を送るための1日の過ごし方として「ディナチャルヤ」を教えています。これをお読みいただいている皆さんの中には、ご自身に合ったやり方で、日々実践されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
朝のディナチャルヤには、日の出前の起床から始まり、舌の掃除、白湯飲み、朝のヨガ、入浴といった身体の浄化と、吉相物を眺める、瞑想、呼吸法、よいことを考える、といった心の浄化に働きかけるものが多くあります。これらひとつひとつを丁寧に行うことによって、ポジティブに1日をスタートすることができる習慣です。
今回は、アーユルヴェーダではないのですが、ぜひ朝の習慣として加えてほしい「モーニングクエスチョン」をご紹介します。簡単にできるのに、とてもパワフルで即効性がある方法ですのでぜひお試しください。

「モーニングクエスチョン」とは

ポジティブな1日をつくる7つの質問

NLPでは、「モーニングクエスチョン」というテクニックがあります。これは、朝の時間に自分自身に問いかけることによって、ポジティブな気持ちで一日をスタートすることが目的です。これを習慣として継続することで、自己探求が深まっていくので、自己成長や目標達成もしやすくなります。「モーニングクエスチョン」で問いかける質問は以下の7つです。

・今、自分の人生で何が一番幸せだと感じるか。
・今、自分の人生で何が一番刺激的だと感じているか。
・今、自分の人生で何に一番誇りを感じているか。
・今、自分の人生で何に一番感謝しているか。
・今、自分の人生で何を一番楽しいと感じているか。
・今、自分の人生で何に一番一生懸命になっているか。
・私は誰を愛しているのか。誰が私を愛しているのか。

今このブログをお読みいただいているタイミングが、もしかすると朝ではないかもしれませんが、せっかくなので、皆さんも今、一緒に答えを考えてみてください。質問に対する答えは、過去形の出来事よりも、現在に意識を向けて導き出すようにします。過去にとらわれず、現在、そしてこれからどうしたいかを考えていきましょう。
自分に質問することによって、人間の思考は、質問の答えを導くように働くと言われています。つまり、脳の思考がいい方向に向いていくような質問を、朝、自分に問いかけることによって、ポジティブな一日をスタートすることが出来るのです。

ポジティブな質問を考えよう

質問は上記の他に、自分自身で自由に設定することも可能です。考えるだけでワクワクするような質問を自分に問いかけましょう。質問の質によって、答えの質も変わってきます。

例えば。。。

・今、一番大好きな映画は?
・今、一番心地よい場所は?
・今、一番行ってみたい場所は?

などなど。ワクワクするような質問に対する答えを考えた時、出てくる言葉も自然とワクワクするものになりませんか?
今回例に出した質問は、NLPのプラクティショナーコースを受講している間に、トレーナーを入れて4名で1週間交代に4週間、毎朝質問を1つずつグループLINEで送り、それぞれ返信するというワークをやっていた期間があったのですが、その時にあがった質問の一部です。

モーニングクエスチョンの効果

ここでは、モーニングクエスチョンの効果として、NLPプラクティショナーコース受講時のワークにて出たメンバーの感想を共有したいと思います。

・普段からポジティブな言葉を意識するようになった
・ポジティブな言葉に変えるだけで元気が出る
・フットワークが軽くなる

といった、ポジティブな感想が多く寄せられました。
私自身も、たった一つのポジティブな質問と答えを考えるだけで、本当に心が軽くなって、「さあ、今日もがんばろう!」
という気分になったのでぜひ一度お試しください。簡単なのに即効性があり、本当におすすめです。

答えはポジティブな言葉で語ろう

思考のクセに気づくこと

朝からポジティブな気分を高めるモーニングクエスチョンですが、グループで4週間実践した後の感想の中には「意外と無意識のうちにネガティブな言葉を使っていることにも気づいた」という感想もありました。

ワクワクするような質問に対してネガティブな表現なんて出てくるはずがない!と思われるかもしれませんが、このブログを書くにあたり、当時のグループLINEをもう一度見返してみたところ、私の回答の中にも、無意識のうちに、ついネガティブな言葉が使われている箇所をいくつか発見し、「あれ?無意識のうちに、こんなにネガティブな言葉を使っていたんだ」と少しびっくりしました。

ネガティブな答えはリフレーミング

モーニングクエスチョンのグループトレーニング中、
「一週間お休みを頂けることになりました。何をしたいですか?」
という質問がありました。それに対して、

「あえて何もしない日々を過ごす」

と答えたことがあります。この回答についてどのようにお感じになりますか?
何気ない回答ですし、一見ネガティブでもポジティブでもないように思われますが、実は「何もしない」というのが
否定になるため、NLPではネガティブな言葉としてとらえます。
そういわれると、毎日が忙しく、日々予定に追われている、そんな日常から逃げ出したいような感じに受け取ることもできるのではないでしょうか。

このように、ネガティブな言葉が出てきた場合にはポジティブな言葉に置き換える「リフレーミング」を行います。
この場合だと、

「その時の気の向くままに過ごす」

というようにです。この表現だと、気の向くままにその時の気分で、軽やかに時間を使う、というポジティブな印象に変わったのではないでしょうか。

脳は言葉の影響を受けやすい、つまり、言葉はメンタルに大きく影響します。
普段からポジティブな言葉を使うように意識して、思考も行動もポジティブに変えていきましょう。

まとめ

モーニングクエスチョンは、朝の自分への問いかけ以外にも、ご家族や会社の同僚、友人同士の会話でも応用できます。
例えば、「天気がいいから外でおいしいサンドイッチ食べるのはどう?」と同僚をランチに誘うと、なんだか楽しくて、気持ちよさそうな雰囲気が漂ってきませんか?

私は、モーニングクエスチョンを実践してみて、たった一つのポジティブな質問と答えを考えるだけで、朝からエネルギーが湧いてくることに驚きました。同時に、長年の思考のクセが言葉に表れるということにも気づかされました。
人間は気づくことによって進化するので、気づきを得られたことによって、これからどのように自分が変化していくのかとてもワクワクします。
皆さんも、自分と周りの人々が元気になるような質問をして、ポジティブな空気を創り出していきましょう!

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ライター

三澤直子アーユルヴェーダセラピスト

みさわなおこ
東京生まれの東京育ち。双子座(インド占星術)、双子座の得意分野であるコミュニケーションスキルに磨きをかけるため、NLPを実践中。
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平日は上場企業社長秘書として勤務する傍ら、週末に総合プロコースで学び、2021年3月に卒業。卒業後は不定期でアーユルヴェーダワークショップを開催し、現役会社員の視点から、仕事を持ちながらアーユルヴェーダを日常に取り入れる方法を伝えるべく活動中。

英国アーユルヴェーダカレッジ認定 アーユルヴェーダビューティーセラピスト/ライフカウンセラー
全米NLP協会認定NLPプラクティショナー
全米ヨガアライアンスRYT200修了
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