コーヒーは1日何杯が目安?コーヒーの効能や飲むのに最適な時間帯とは

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コーヒーは1日何杯が目安?コーヒーの効能や飲むのに最適な時間帯とは

あなたは毎日何杯コーヒーを飲みますか?コンビニやカフェだけでなく、リモートワークによって家カフェが充実している今、1日にコーヒーを飲む機会が増えている方は多いと思います。私自身、コーヒーが好きで、以前は摂取量がかなり多めでした。しかし、アーユルヴェーダを学ぶことで、コーヒーが体のドーシャへの影響を知り、飲む量や時間帯に気をつけるようにしています。コラムを参考に、上手にコーヒーを取り入れ、活動的な1日にしていきましょう。

コーヒーは健康に良い飲み物?コーヒーの働きや効能とは

今では当たり前のように家庭で飲まれるようになったコーヒーですが、体にとってどんな働きや効果があるのか気になりますね。ここでは、アーユルヴェーダと現代の研究成果の両方の視点から、コーヒーの働きや効能をご紹介していきます。

アーユルヴェーダにおけるコーヒーの働き

アーユルヴェーダにおいて、コーヒーはヴァータのエネルギーを上げ、自律神経を興奮状態にする飲み物とされています。また、コーヒー豆はもともと南国の植物なので、体を冷やし、乾燥させる作用があります。つまり、あまりすすめられる飲み物ではなりということです。しかし、現代の研究では、体に良い効果もたくさんみつかっていて、コーヒーは健康を高めるのに良い飲み物と言われています。

健康に効果的!コーヒーさまざまな効能

最近の研究では、コーヒーは癌や2型糖尿病、アルツハイマー、痛風、動脈硬化、慢性肝炎などの予防になるといわれています。

また、コーヒーの香りにはリラックス効果がり、飲むと脂肪燃焼作用を高めるため、ダイエットも期待出来る飲みです。

さらに、コーヒーは魔の月曜日の対策にもなる飲み物といわれています。血栓が詰まることが原因で生じる、心筋梗塞や脳梗塞による死者数が一番多いのは月曜日の朝。休み明けの緊張からくるストレスによってアドレナリンが分泌され、血液が固まり、血栓ができることが原因です。コーヒーには、この血栓を予防したり、ストレスを緩和し、心を落ち着かせたりする働きがあります。

これらのことから、コーヒーは健康に良い側面もある飲み物であり、アーユルヴェーダで指摘しているポイントを考慮しながら、生活に取り入れていくといいでしょう。その日体調やあなたの体質に合わせて、1日で飲む量や時間に気をつけることがとても大切です。

1日何杯が目安?健康に良いコーヒーの量

1日とる水分で、何が一番多いでしょうか? 私の場合は白湯(さゆ)です。白湯は温めた水のことであり、アーユルヴェーダの生活には欠かせません。

朝起きてからはもちろん、寝る前にも白湯を飲んでお腹を温めてから寝るようにし、水分のとり方にも気を配っています。

そんな私ですが、1日1杯だけコーヒーを飲むことは自分に許すことにしています。コーヒーが好きだからということもありますが、朝に飲むと目が冴え、集中力が高まるのを実感できるからです。

1日コーヒーは3〜4杯飲むことで、死亡リスクが下がるという研究結果も報告されていますが、アーユルヴェーダの理論をふまえると、一日1~2杯におさえておくことのがよいと思っています。

ヴァータを高めるため、カパ体質の方には、ダイエットにも適しているでしょうが、飲みすぎると体を冷やし、乾燥させてしまいます。冷えと乾燥は老化を進行させる要因です。特にヴァータ体質の方やヴァータが高まる季節には飲み過ぎに気を付けましょう。

1日の中でコーヒーを飲むのに適している時間

あなたはコーヒーを何時頃に飲みますか?私たちの体のドーシャは、1日でも変化しているため、コーヒーを飲む時間には、適している時間と控えたほうがいい時間があります。ここで詳しく見ていきましょう。

オススメは朝のコーヒー

コーヒーを飲んでOKな時間は、朝10時までのカパの時間帯です。朝(6時から10時)の時間帯を支配しているのはカパのドーシャであり、この時間にコーヒーを飲むことで重く眠っているからだを起こし、スッキリと活動的にしてくれます。また、コーヒーを飲んでから活動することで、脂肪燃焼効果が高まるため、効率的に痩せたい方にも最適です。

夕方はコーヒーではなくハーブティーにしよう

一方、夕方のヴァータの時間帯から夜にかけてコーヒーを飲むのは控えましょう。コーヒーはヴァータを高めるため、興奮して眠れなくなったり、朝になっても疲労感が残りすっきりと起きられなかったりするためです。

ただ、そうは分かっていても、夕方になるとどうしてもコーヒーを飲みたいと感じる方、多いと思います。私もその中のひとりです。以前つい飲んでしまうことが多かったですが、今は代わりにハーブティーを飲むようにしています。ハーブティーは自律神経に働きかけ、副交感神経を優位にし、不安感や焦りを取り除く働きがあります。また、ヴァータを鎮静し、心を落ちつかせ、睡眠の質を高める効果も期待できるでしょう。

そのため、ヴァータが高まる夕方の時間帯や、夜眠る前のカパの時間にとても最適です。また、自分の好みの味や効能のあるハーブをブレンドする楽しみもあるでしょう。

私は、食後、デザートを食べる代わりに、リコリスを加えた、ほんのり甘みのあるハーブティーブレンドを飲んだりしています。どうしてもコーヒーがやめられないという方だけではなく、寝つきが悪くて悩んでいる方や、朝起きても疲労感が残りすっきりと起きられない方にもオススメです。ぜひ試してみてください。

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