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食べ物と心の関係とは?食事の工夫でストレスに負けない元気な心と身体の作り方

激辛な食べ物やスナック菓子ばかりをつい食べてしまっている方、多いのではないでしょうか。実は、食べ物と心は深く関係しています。これらのような食べ物を食べ過ぎると、攻撃的になったり、やる気がなくなったりする原因になるのです。いつも心と体をストレスから守り、毎日を元気に過ごしたいもの。ここでは、そのために役立つ食事や方法を詳しくご紹介していきます。

食べ物と心の関係とは

アーユルヴェーダでは、食べ物が心の状態にも作用するといわれています。

心の性質とは「トリグナ」と言われ、純粋性(サットヴァ)、動性(ラジャス)、惰性(タマス)の3つに分かれます。つまり、サットヴァを高める食べ物、ラジャスを高める食べ物、タマスを高める食べ物があり、それらを食べることで、心も同じような性質を持つようになるのです。

サットヴァな食べ物が心に与える効果

アーユルヴェーダですすめるのは、サットヴァな食べ物です。食べると、心にいい状態をもたらし、生命力、勇気、力、健康、幸せ、喜びを増大させるとされています。また、ドーシャをバランスさせる効果があり、心の純粋性を高めてくれるでしょう。

サットヴァに富んだ食べ物は、おいしく、心地よく、安定しており、腹持ちがよく、油質で透明感があります。炊き立てで、ツヤツヤと光ったごはんのイメージです。たとえば、米、牛乳、新鮮なフルーツ、野菜、ハチミツ、ゴマ油、アーモンド、ココナッツ、甘い食べ物、ギー(無塩バターを精製したオイル)などの食材が当てはまります。

ラジャスな食べ物が心に与える影響

ラジャス(動性)に富むのは、過度に苦く、酸っぱく、塩辛く、口などを焼いて、刺激が強く、油気がない食べ物です。ヒリヒリとした苦痛と災い、病いをもたらし、ピッタとヴァータを増加させます。たとえば、激辛食品、肉類、ニンニク、タマネギなどです。

ラジャスを高める食品は、食べ過ぎると攻撃的になる傾向があります。一方、元気でない場合は、ラジャスを多めにとると活動的になることが可能です。

あるいは、疲れがとれなかったり、肩こりが続いていたりする時、原因として、辛いものをとり過ぎている場合があります。辛いものが胃に負担をかけていることもあるので食べ過ぎには注意しましょう。

タマスな食べ物が心に与える影響

タマス(惰性)に富むのは、新鮮でなく、味を失い、悪臭がある食べ物です。食べ過ぎると、カパを増加させ、心を重くします。たとえば、保存食品、レトルト食品、作りおきの食品、腐った食品、油分の多い食品などです。

肉好きの欧米人はラジャスより、保存食品を多くとる日本人はタマスよりといわれています。タマスを増やすレトルト食品をとり過ぎると、怠惰になる要因にもなります。納豆はからだによいのですが、精神的にはタマスを増やします。味噌汁は塩辛いので、からだも重くなりやすくなるでしょう。

これらの特徴から、ラジャスやタマスに富む食べ物をとらないということではなく、そういう性質や作用があるということを知ったうえで、とりすぎないように注意することが大切です。とり過ぎたときは、逆の性質のものをとり入れるようにしてバランスをとりましょう。

食べ物を工夫して、ストレスに負けない元気な心と身体を作る方法

ストレス社会と言われる現代、自分の心と体をストレスから守り、人生を楽しみたいですね。ここでは、毎日摂る食事で心から元気になれる方法をご紹介していきます。

サットヴァに富んだ物を食べる

食物を工夫して、心を元気に、穏やかに過ごすためには、サットヴァに富んだ物を食べることが大切です。しかし、そうだとわかっていても、ラジャスやタマス寄りの食べ物ばかりを求めてしまうこと、ありますよね。

インドの哲学、ウパニシャッドの書物には、「心が持つ性質と同じ性質のものを食べたくなる」と記載されています。つまり、心にラジャスが増えると、ラジャスに富む食べ物が食べたくなり、タマスが増えると、タマスに富んだ食べ物を欲するようになるということです。

自然に体に良いサットヴァに富んだ食べ物を食べるようになるには、心もサットヴァに富ませておく必要があります。

心をサットヴァに富ませておく

そこで私が実践しているのがヨガです。ヨガとアーユルヴェーダはヴェーダを起源とする同じヴェーダ科学ですが、ヨガは、スピリチュアルな面にアプローチするため、心と体のメンテナンスを行うことができます。

ヨガが難しいという方でも、瞑想をしたり、自然に触れたりすることでサットヴァを増やすことが可能です。常に正直な気持ちでいること、そして、それを毎日の中で積み重ねていきましょう。

そうすることで、自然と心が元気で穏やかになり、サットヴァに富んだ食べ物を求める好循環が生まれます。そして、その食べ物は、私たちのエネルギーだけでなく、体の血や筋肉などの組織を作り、免疫力の高い活力のある心身を作るのです。

このように食物は、私たちのドーシャやトリグナ(心の性質)にも影響を与えます。食べ物の味や性質、さらに心への影響を考えて食べるとなると、少し難しいと思う方も多いかもしれません。決して完璧を求めず、ストイックになりすぎないこと、そして、自分のペースで続けていくことが大切です。

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