「自分」とのコミュニケーション深め、自分の人生を生きる

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「自分」とのコミュニケーション深め、自分の人生を生きる


私は、スクール在学中の授業で受けた「インド占星術」に興味を持ち、2022年からインド占星術の勉強を続けています。
非常に奥深く、なおかつ難解ではありますが、自分の能力や性質、これまでの人生の中で起こった出来事が、どのようにホロスコープに現れているのかを読み解いていくのが楽しくもあります。ゆくゆくは、鑑定デビューを目指して頑張ってみようと思っています。
これまでの自分の学びを振り返って考えてみると、インド占星術も、約20年続けているアシュタンガヨガも、アーユルヴェーダも「自分のことを知るためのもの」という共通点があることに気づきました
ヨガは今の自分の状態を内観するものですし、アーユルヴェーダも今の自分の体調や心の状態を観察して、自分が置かれている環境に応じた過ごし方をすることによって健康を維持していくものです。このように見てみると、私は「自分とのコミュニケーション」について学ぶことに惹かれるのだと思います。
今回は、これまでのブログを通してよりよいコミュニケーションのためにお伝えしたことを、「自分とのコミュニケーション」という視点から考えてみたいと思います。

他人の人生ではなく、自分の人生を生きる

内部対話を深める意味

自分が何を考え、何をしたいのか、どうなりたいのか、また、何が好きで何が苦手なのか、常に自分に問いかけて内部対話を深めることによって、自分の進みたい方向性や、そこにに近づくためにやるべきことが見えてきます。同時に、本当はやりたくないこと、手放したいことも見えてきます。
それらが見えるようになると、外から入ってくる多くの情報の中から、自分に必要なものを取捨選択できますし、困難なことにぶつかっても、問題を解決して先に進んでいこうという力が生まれます。
このように、内部対話を深めることは、自分の意志で、自立した人生を歩いていくきっかけとなります。

他人基準から自分基準へ

物事の分別がつかない幼少期は、色々なことを教えてくれる親や先生といった周りの大人たちの価値観を基準(他人基準)に生きていますが、様々な体験や学びしていく中で、自分なりの価値観がとういうものが生まれてきます。
自分の価値観が確立されてくると、人は自分の価値観を基準(自分基準)にして生きていきたいと思い、そのように行動するようになります。
ところが、幼少期の家庭環境などにより、親からの愛情を十分に感じられないまま大人になると、「愛情を得たい」「人に気に入られたい」という欲求が優先され、自分の価値観ではなく、他人の価値観を基準にした行動をとってしまいます。無意識にとっているこのような行動は、自己重要感を低くくする要因となります。

もし、これをお読みくださっている方の中で他人基準で生きているなぁと感じた方は、ぜひ内部対話を深めてみてください。自分がどうありたいかを自分で思考して主体的に行動できるようになるきっかけになりますし、そこから主体的に行動していくことで、ブログVol.6「自己重要感を高めて幸福度UP!」で紹介した「自己重要感」にもつながっていくと思います。

自分の人生を生きるには

ブログVol.2「職場でのミスコミュニケーションをなくす」では、「隠れている真意を明確にし、気づきを与える」質問の手法についてお話ししました。
この手法を活用して「自分は何がやりたいのか、どのように生きたいか」自分との内部対話を深めて、どんな人生を送りたいかを明確にしていきましょう。年始めの1月は、昨年を振り返りつつ、新しい目標を考える方も多いと思います。そのような時にもこの手法は役立ちますのでぜひお試しください。

8つのステップで目標を具体化する

自分が実現したい目標が明確になったら、NLPで使われている下記の8つのステップで具体化するとよいでしょう。

1.目標をポジティブな言葉で表現する
2.目標を達成した自分を想像する
3.目標を実現していく様子を具体化する
4.自分を取り巻く環境への影響を考える
5.目標を達成するために自分が持っている能力の棚卸をする
6.目標に近づくための障害物はないか、あるとしたら何だろう
7.目標達成の先にあるものは何だろう?
8.なりたい自分へ、最初の一歩を踏み出そう!

詳細はブログVol.4「望ましい状態を手に入れるには」をご参照ください。

これまでを振り返ってみる

うれしかったこと、達成できたこと、チャレンジしたことを5つ以上書き出してみましょう

2023年の私を振り返ってみると

・ほぼ365日飲酒していたが、休肝日を作ったこと
・コミュニケーション力UPのために「話し方教室」に行ったこと
・インドに行ったこと
・仕事で上司に褒められたこと
・大学時代にかわいがってもらっていた先輩に久々に会えたこと

このようなことが挙げられました。

他にも地味に頑張ったこととしては、
・換気扇のシロッコファンの掃除にチャレンジした(結果はいまいちでしたが)
・鏡のウロコ取りをがんばった(キレイになりました!)
・いらない調味料を捨てた

こんな日常のささやかなチャレンジでOKです。この1年の間でやってみたことを書き出してみると「私って結構色々頑張ってるんだな」という心の声が聞こえて元気になりますよね。普段の生活の中で見落としがちな小さなことでも、よく頑張っていることをたくさん見つけてあげましょう。

感謝できることを5つ以上書き出してみましょう

私の2023年感謝したいことは、

・友人や知人が飲み会や色々な集まりに誘ってくれたこと
・アーユルヴェーダのワークショップに生徒さんが来てくれたこと
・ピラティスのインストラクターの友人が一緒にワークショップをやろうと誘ってくれたこと
・高齢の両親がまあまあ元気なこと
・自分の好きなことにお金と時間を使えること
・秘書の仕事が出来ること

パッと思いついただけでもこれだけありました。
他にもまだまだありますが、私が一番感謝していることは、ささやかながらも、いつも通りの毎日を過ごせていることです。私と、私の周りの人たちが無事であることです。

この振り返りは、昨年のことでも、これまでの人生においてでもどちらでもOKです!

そして最後に、うまくいかなかったことがあれば書き出してみます。

もし、望ましい結果が得られなかった目標があれば、ブログVol.1「2023年、毎日をポジティブに過ごす」を参考にして、ポジティブな表現に置き換えてみましょう。
私の2023年の反省点は、年始に掲げた「最低週1はSNSの投稿をする」という目標がから、ほど遠い結果になってしまったことです。
これを、「2024年によりよい投稿をするための準備期間だった」とポジティブに捉えることにします。

まとめ

自分との内部対話によって、自分がどんな人生を送りたいのかが明確になることがお分かりいただけたでしょうか。もちろん、状況の変化により軌道修正をすることが出てくると思います。常に自分と対話を続けることによって、自分を信頼し、その時のベストな選択が出来るようになっていくでしょう。
私は、自分にとって一番のセラピストは自分だと思っています。自分の体質や性質を常に観察し、自分のことをよく理解して、自分を大切にし、自分を愛することが出来てこそ、人を理解し、癒すことが出来るようになるのだと思います。

「自分に出会えない人生は、他者とも出会えない」という名言があります。
自分を知る作業も奥深いものです。一生かかるかもしれませんが、すぐに終わってしまうことよりもずっと楽しく続けられそうだと思いませんか?
2024年、どんな自分でありたいでしょうか。まずはこの問いかけから、自分とのコミュニケーションを始めてみましょう!

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ライター

三澤直子アーユルヴェーダセラピスト

みさわなおこ
東京生まれの東京育ち。双子座(インド占星術)、双子座の得意分野であるコミュニケーションスキルに磨きをかけるため、NLPを実践中。
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平日は上場企業社長秘書として勤務する傍ら、週末に総合プロコースで学び、2021年3月に卒業。卒業後は不定期でアーユルヴェーダワークショップを開催し、現役会社員の視点から、仕事を持ちながらアーユルヴェーダを日常に取り入れる方法を伝えるべく活動中。

英国アーユルヴェーダカレッジ認定 アーユルヴェーダビューティーセラピスト/ライフカウンセラー
全米NLP協会認定NLPプラクティショナー
全米ヨガアライアンスRYT200修了
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