朝食抜きは良い?悪い?体質で異なる食事法の考え方

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朝食抜きは良い?悪い?体質で異なる食事法の考え方

皆さんは毎日朝食を摂られますか?!1日3回きっちり摂ることがよいという考え方もありますが、アーユルヴェーダでは、体質によって、朝ごはんをとった方が良い方、必ずしも無理して食べる必要のない方がいます。私自身、朝食は抜くことが多かったのですが、摂るようにしてから、体調が良くなり、集中力も上がりました。自分の体質に適した食事法がわかると、毎日のエネルギーアップにつながります。あなたに適した朝食の摂り方を見ていきましょう。

アーユルヴェーダにおける食事をとるタイミングの考え方

アーユルヴェーダの食事法の大原則として、前の食事がしっかり消化して、お腹がすいてから食べると良いという教えがあります。それは、体調不良や病気の素になるアーマ(未消化物)をつくらないためです。ですから、朝食をとる前にしっかり前日の食事が消化されていて、お腹がすいているかが、朝食を摂るかどうかの目安になります。

前日の夕食の量が多かった、あるいは食べるのが遅かったために、朝、胃がもたれている状態だったらむしろ食べない方がよいということになります。また、消化力が低かったり、消化が遅かったりする体質の方は、朝お腹が空いていないことも多いので、朝食を抜いてもよいとされています。ただし、朝からシャキッと頭を働かせるためには、すぐ吸収できるブドウ糖が必要になるので、そのような場合にはレモン水にはちみつを入れたものを飲んでもよいかもしれません。

このように、アーユルヴェーダでは、消化力食べるもの、食べる時間、食べ方なども考慮して、食事の摂り方を考えます。

アーユルヴェーダでも3食規則正しく食べるというのが理想的です。ただし、そのためには自分の消化力を考慮し、前の食事の内容、量、時間を考えていくことが大切です。

体質別!朝食の必要性とおすすめのレシピ

ここではヴァータ、ピッタ、カパの体質別に朝ごはんの必要性と食事法をご紹介していきます。

ヴァータ体質は朝食が必要!おすすめのメニューとは

ヴァータ体質は、体力が小さいため、朝ごはんを食べたほうが良いです。ただし、消化力がそこまで強いわけではないので、スープなど、消化の良い温かいものを少量とりましょう。和食メニューも適しています。油分が少し足りない場合は、オイルを使って炒めたり、お味噌汁にごま油を少量加えたりして、適度に油分を補ってください。フルーツやサラダなどのローフードは体を冷やし、消化にも負担がかかるので、ローストした方がいいでしょう。フレッシュのまま食べたい場合は昼食でとるのが良いです。

お腹が空いて目覚めるピッタ体質とおすすめの朝食

ピッタ体質も、朝ごはんは必要です。消化力が一番高い体質なのでお腹がすいて目が覚めるかもしれません。バナナを使った甘みのあるスムージーがおすすめです。渋味のある小松菜などを加えても良いでしょう。夏はシリアルも適しています。和食で塩分を摂り過ぎたり、酸味のある柑橘系のフルーツを食べ過ぎたりするのは控えましょう。また、トーストもおすすめですが、刺激のあるコーヒーと一緒に食べると消化力が低下するので注意が必要です。

カパ体質は朝食を抜いても大丈夫

カパ体質は、朝ごはんは抜いてもかまいません。消化力が一番低い体質なので朝起きてもお腹がすいておらず、重い感じがすることもあるでしょう。その場合、無理して食べることは健康によくありません。もしお腹が空いていない場合は、生姜やはちみつ、レモンを使った温かい飲み物、多少お腹が空いている場合はおかゆに梅干しなどの消化に優しい食べ物がおすすめです。温めた豆乳にターメリックを入れても良いでしょう。菓子パンやフルーツ、スムージーなどは消化にしにくく、身体も冷やすので控えましょう。

朝食にヨーグルトはあり?なし?

スクールの生徒さんからよく聞かれる、朝食にヨーグルトは食べてもいいのかと言う質問です。結論から言いますと、ヨーグルトは朝食に食べるよりも、昼食に食べる方がいいでしょう。

理想の朝ごはんとは、消化によいものです。日本人の多くの方が朝の習慣にしているヨーグルトは、アーユルヴェーダでは朝に食べることをすすめていません。なぜなら、カパの時間帯(午前6時頃から10時頃)は体質に関わらず消化力が低くなるため、重性の性質をもつヨーグルトは、うまく消化できない可能性があります。
また、ヨーグルトは冷たいという性質もあるので、さらなる消化力の低下につながってしまいます。

もちろん、ヨーグルトなどの乳酸菌食料は、腸の調子を整え、便秘改善や美肌効果があるため、取り入れたいという方も多いと思います。食べるのであれば、消化力の高いピッタの時間帯(昼間)が良いでしょう。胃液の分泌や、腸の蠕動運動を促し、消化吸収を助けてくれます。

朝ごはんを食べるおすすめの時間

アーユルヴェーダでは、朝食は午前8時までにすませるといいと言われています。しかし、起床後すぐではありません。

ディナチャリアにおける理想的な朝の過ごし方は、早起きから始まります。午前6時前後に起床し、部屋の換気、舌苔の掃除を行いましょう。そのあと、オイルマッサージをしてから、入浴をします。さらに、ヨガの太陽礼拝や散歩などの運動を行いましょう。朝の運動は、眠っている間に蓄積されたカパを鎮静し消化の火を高め、健康を促進する効果があります。

そして、朝の散歩が終わったら、ようやく朝食の時間です。食前には自分のお腹の状態を感じてください。その日の消化力や消化の状態に適した食事を摂りましょう。

これらを習慣化することで、健康増進効果だけでなく、頭が冴え、仕事の効率を高めることも可能です。また、スクールの生徒さんの中には、ダイエット効果があった方や体の不調を改善した方が多くいらっしゃいます。すべてをいきなり始めるのは大変であり、ストレスになってしまうかもしれません。無理なく続けられることから徐々にはじめ、あなたに適した朝食で、エネルギーに満ちた1日を送りましょう。

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